こんにちは!シラブロ管理人の白川(@yuta_sirakawa00)です。
「ローソク足の見方がいまいち分からない…」
「種類が多すぎて何が重要なのか分からない…」
この記事では、こういったお悩みを解決します。
- ローソク足の基礎知識
- バイナリーにおけるローソク足チャートの見方
- エントリーの根拠となるローソク足の特徴
ローソク足チャートは、他のチャートよりも詳しく相場の状況が反映されているので、バイナリーオプション攻略には必須なのです。
そこで、ローソク足に関する基礎知識やローソク足チャートの見方など分かりやすく解説します。
ローソク足の基礎知識
あなたはローソク足のヒゲの長さや胴体の色の違いをきちんと理解できていますか?
「うーん、怪しいな…」という人は早速おさらいしましょう。
ローソク足は「ヒゲ」「胴体」「色」の3つで構成されており、これらの組み合わせで相場の動きを読み解くことができます。
また、ローソク足には2種類の色があります。
※チャートの種類によってローソク足の色は変わります。ここでは分かりやすいように黄色と黒色で色分けしています。
左側が「陽線」右側が「陰線」で、ローソク足の長方形の部分が「胴体」、胴体から上下に伸びているのが「ヒゲ」です。
陽線・陰線では始値・終値・高値・安値の4つの情報が表されており、簡単に言えば、陽線は値上がりしたことを、陰線は値下がりしたことを示しています。
始値・終値・高値・安値の意味はそれぞれ次の通りです。
バイナリーオプションでのローソク足チャートの見方
続いては、ローソク足でどんな値動きが読み取れるのかを解説します。
バイナリーオプションにおけるローソク足チャートの基本的な見方は、売り勢力と買い勢力のどちらが強いか見分けることです。
1本のローソク足を線グラフで表すと次のようになります。
- 陽線のローソク足(山)=買い勢力が強い
- 陰線のローソク足(谷)=売り勢力が強い
初心者がまず意識すべきは、ローソク足1本からどちらの勢力が強くなるかを予想し、売りと買いのどちらが利益を出せるかを判断するということです。
下図のようなローソク足の場合、次のような情報が読み取れます。
- 陽線である⇨その時間帯では価格が上がった
- 安値が始値よりも低く高値が終値よりも高い⇨価格の変動が激しかった
この場合、「売り・買いが拮抗した変動の激しい相場だった」ということが分かります。
下図のようなローソク足が現れたら、次のような情報が読み取れます。
- ヒゲがない陽線⇨安値=始値、高値=終値なので、この時間帯はずっと上昇傾向
ご覧の通り、同じ陽線でもヒゲのつき方の違いからどのように相場が動いたのか推測することができます。
ローソク足1本の見方を知っているだけでも、売りor買いの勢力のバランスを読み取ることができトレンドを把握できるので、バイナリーオプションでは大いに役立ちます。
バイナリーオプションでHIGHエントリーすべきローソク足の特徴
バイナリーオプションでは、「相場が今後上昇しそうだ!」という時にHIGHでエントリーすると勝てる可能性が高くなります。
では、上昇する際にはローソク足チャートではどんな動きがあるのでしょうか?
安値圏で陰線のローソク足の次に出たローソク足で判断する
相場が安値圏にあるときに1つ前に陰線があり、次のローソク足が長い陽線だった場合、上昇シグナルと考えていいです。
このローソク足チャートの動きを説明すると、安値圏で相場を動かす大口投資家が大きな買い注文を入れた時にこのような動きをします。
株式や先物のように出来高も併せて見ることができるなら、出来高を伴う長い陽線であれば、上昇シグナルとしての精度はさらに上がります。
3本の陽線が上り階段のように続く
3本の陽線が階段状に続くときも買いシグナルです。
それまでの方向性がハッキリしない場合でも、買い方が売り方よりも勇勢である陽線が3本継続することで、投資家が買いの強さに自信を持つので、その後の相場も上昇する傾向にあります。
上昇相場の初期に現れることが多く、「赤三兵」と呼ばれることもあるローソク足のパターンです。
相場下落時に長い陰線の後に上下ヒゲが伸びている短い陽線が出る
下落相場の最終段階では一気に相場が急落する「セリングクライマックス」が起こることが多いですが、下落相場で長い陰線が出現したらそのサインだと思っていいでしょう。
その後に上下にヒゲの伸びている短い陽線が出た時も上昇シグナルとされています。
このローソク足の意味は、セリングクライマックス後の下ヒゲで、それ以上の売り注文の解消、上ヒゲで逆張り派の最初の買い注文をこなし、さらに買い優勢の陽線で着地したことで、以後上昇に向け値動きする可能性が高いことを示しています。
長い下ヒゲの陽線が出る
陽線で長い下ヒゲが出現した場合、次のようなことを意味しています。
一旦下落するものの、下ヒゲということはそのレートがもとに戻り、さらに上昇して陽線を形成することを示します。それ以上の下落が拒否されて、さらに売り方より買い方の勢力が強いことを意味します。
下方向に強い買い圧力があり、売り注文も続かずに一掃されたと考えられるので、このようなローソク足チャートは上昇シグナルとされています。
バイナリーオプションでLOWエントリーすべきローソク足の特徴
価格が上昇するか下落するかを予想するだけのバイナリーオプションでは、下落トレンドでもチャンスがあります。
下落シグナルは、ほとんどが上昇シグナルと逆パターンになります。
高値圏で前の陽線より長い陰線が出る
相場の高値圏で1つ前の陽線を覆すほど長い陰線が出現すると下落シグナルと考えていいでしょう。
このローソク足チャートの意味は次の通りです。
高値圏での長い陰線は、大口投資家による売り崩しのサインの代表例です。
上昇サイン同様、株や先物の出来高を伴う長い陰線が形成されているなら、大口投資家による売り崩しの可能性が高いです。
つまり、その後相場が下落する可能性が高くなります。
3本の陰線が下り階段のように続く
3本の陰線が階段上に下がって行ったときは、下落シグナルになることが多いです。
陰線は売り方が買い方に勝った証拠です。そのため、売り意欲が買い意欲を上回ることが予想されます。
また、投資家の買いに対する警戒が強くなるので、以後の相場が上昇しにくくなり、下落する可能性が高くなります。
相場上昇時に長い陽線の後に上下にヒゲが伸びている短い陰線が出る
上昇相場で、長い陽線の後に上下にヒゲが伸びている短い陰線がでるのも下落サインです。
相場は最終局面で大きな伸びを見せることが多いです。
上昇相場の最終局面は長い陽線が形成され、その後に長い上ヒゲで買い注文が吸収されます。その後の下ヒゲで第一弾の売り注文がなされたことが推測できます。
陰線が形成されている時点で、すでに売り方の力が上回っていることが分かり、その後の下落が予想できます。
長い上ヒゲの陰線が出る
長い上ヒゲの陰線の出現は、現状の価格の上の領域に存在する強い売り注文の証拠になります。
強い売り注文の結果、売り方が勝利して陰線を形成することで下落シグナルとなります。
ローソク足の実体の上の領域に価格がとどまることを拒否され、さらに、それ以上の上昇を支える買い注文が続かなかったことを意味するので、その後下落する可能性が高くなります。
ローソク足の超ラッキーパターン「リバーサルポイント」を見逃すな!
リバーサルポイントは両側のローソク足と離れていればいるほど良いです。
リバーサルポイントは、トレンドの終盤で最後に慌てて取引に参加した人が取り残されてしまった様子を表しています。
リバーサルポイントが現れるとそこから反転する確率がとても高いです。
- 上にアイランドが出ていればこれから下落する
- 下にアイランドが出ていればこれから上昇する
といった感じです。
なお、リバーサルポイントは日足で使うのが基本なので、バイナリーオプションのような短期足(1分や5分等)で出るのは超レアで滅多にないチャンスです。
もし、リバーサールポイントを見つけたら「反転する」と信じてエントリーしてみましょう。
リバーサルポイントの代わりになる!?ローソク足の長ヒゲに着目せよ!
先ほど紹介したリバーサルポイントは滅多にないのですが、実は、リバーサルポイントと似た意味を持つローソク足があります。
それが、『長いヒゲを持つローソク足』です。
ここでは、長ひげのローソク足を見つけた時の具体的なエントリー手法を解説します。
ローソク足の長ひげで反転のタイミングを狙う
ローソク足の実体(本体の太いところ)の上にあるヒゲを「上ヒゲ」、下にあるヒゲを「下ヒゲ」といいますが、次の2つのヒゲを利用します。
- 高値圏の上ヒゲ
- 安値圏の下ヒゲ
- 上昇トレンドがしばらく続き、それが終わる天井を表す上ヒゲ
- 下降トレンドがしばらく続き、それが終わる底を表す下ヒゲ
このような状況でローソク足に長いヒゲが出た場合は、相場が反転する傾向があります。
そのため、バイナリーオプションでは長いヒゲの反対方向にエントリーすれば勝てる確率が高いです。
ただし、ここで紹介した長ヒゲ戦略も100%なものではありません。
長いヒゲのローソク足が出た時に見るべきポイントをまとめると次の通りです。
- トレンドが続いて後に出る
- そのトレンドは上位の足と同じであるほうが良い
- できれば前後のローソク足と離れていたほうが良い
- ヒゲは周りのものより長いものが望ましい
- 長いヒゲのローソク足の次のローソク足はできるだけ低く(高く)始まるほうが良い。
ヒゲの長さについては、「何cm以上」とは明言できません。
日ごろからチャートを見て長いなと感じられるようになってください。
次にローソク足の位置ですが、勢いが変化していれば、前のどのローソク足よりも反対方向に出るはずです。
また、トレンドについてですが、レートが同じような水準で行ったり来たりするような相場は「レンジ相場」といわれます。
この場合は、どれだけ長いヒゲのローソク足が出ても「ダマシ」である可能性が高いです。
関連記事バイナリーオプション30秒取引のコツとは?利用できる会社は7社!
トレンドを確認するときは、見ているローソク足よりも時間の大きいものを必ず確認するようにしてください。
長ヒゲのローソク足戦略がうまくいかない状況というのは、うまくいく時と反対の状況やファンダメンタルがテクニカルに勝った時です。
具体的には次のような場合です。
- トレンドがないとき
- 政治的なイベントがあったとき
- 各国中央銀行のイベントがあったとき
- 指標発表があったとき
- 突発的な大事件があったとき
- 上記の成功する条件がそろってないとき
どのテクニカル分析もファンダメンタルが理由で急にレートが動いてしまうと太刀打ちできません。
関連記事 バイナリーオプションで絶対に押さえてくべき経済指標6選
まとめ
バイナリーオプションにおけるローソク足に関する解説は以上となります。
チャートを読む上でローソク足がかなり重要ということはご理解いただけたと思います。
ローソク足について理解できたら、次は相場分析のやり方について学びましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。
関連記事バイナリーオプションでテクニカル分析が習得できる6つの方法
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